株式会社ニコンは、米国ネバダ州・ラスベガスで開催される世界最大級の国際家電見本市「2016 インターナショナル CES」において、BLEでニコンのデジタルカメラとスマートデバイスとの常時接続を可能にするアプリ「SnapBridge」を発表した。
「SnapBridge」は、BLEでカメラとiOS、Androidのスマートフォンやタブレットを接続し、ユーザーに数多くの便利なサービスを提供するアプリだという。
「ニコン D500」をはじめとする、2016年以降に発表されるニコンのデジタルカメラのほぼ全機種(「ニコン D5」は除く)が「SnapBridge」に対応する予定とのことだ。
●SnapBridgeの主な特長
1. スマートデバイスへの簡単接続
スマートデバイスに「SnapBridge」を一度インストールすれば、「SnapBridge」対応のニコンデジタルカメラとの常時接続が可能。接続設定は初回の 1 度だけで済み、SSID やパスワードを使っての初期設定も不要。1 台のカメラに対し、5 台までスマートデバイスをペアリング設定可能。
2.日時・位置情報を自動同期
スマートデバイスから日時・位置情報を取得し、カメラ側の情報を自動的に更新させることができ、これらの情報は、画像に記録することが可能。海外旅行などの際、手動でこれらの情報を変更する手間が省け、目的地に到着後すぐに撮影を始めることができる。
3.撮影中も写真を自動送信
自動送信の実行タイミングは、撮影中もしくは撮影後の、どちらにも設定可能。
写真はスマートデバイスに、オリジナル JPEG 画像または 2 メガピクセル相当(フル HD 画像相当)の JPEG 画像として送信、保存される。
4.クレジット情報の付加
著作権情報や撮影情報、コメント、ロゴなどから、2 点までを選んで写真に付加できる。
5.スマートデバイスからのリモート撮影
被写体をスマートデバイスの画面でリアルタイムに確認し、リモート撮影することができる。セルフタイマーなどの操作もスマートデバイスから可能で、撮影の自由度が一層高まる。
6.SNS や「NIKON IMAGE SPACE」に簡単アップロード
デジタルカメラで撮影した写真を、「SnapBridge」を使いスマートデバイスに簡単に送信することで、SNS でスムーズに共有可能。
「Nikon ID」に登録すると、2 メガピクセル相当の写真であれば、「SnapBridge」からニコンのフォトストレージサービス「NIKON IMAGE SPACE」に枚数無制限で自動アップロードすることが可能。
2016年1月6日時点ではSnapBridgeのダウンロード開始日は未定となっており、後日発表されるという。
【関連リンク】
・ニコンPRESS RELEASE
・2016 International CES
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1975年生まれ。株式会社アールジーン 取締役 / チーフコンサルタント。おサイフケータイの登場より数々のおサイフケータイのサービスの立ち上げに携わる。2005年に株式会社アールジーンを創業後は、AIを活用した医療関連サービス、BtoBtoC向け人工知能エンジン事業、事業会社のDXに関する事業立ち上げ支援やアドバイス、既存事業の業務プロセスを可視化、DXを支援するコンサルテーションを行っている。