アジャイル企画開発手法として普及している「スクラム」は、顧客からのフィードバックに基づき計画と開発を短い期間で繰り返し、新しい機能を次々とリリースしていくイノベーション手法であり、近年日本企業においても5GやIoT、AIなどを既存ビジネスに取り込み、デジタルトランスフォーメーションを実現する手法として需要が高まっている。
このほど、KDDI株式会社とScrum Inc.、株式会社永和システムマネジメントは、法人顧客へスクラムの導入支援を行うため、合弁会社であるScrum Inc. Japan株式会社を設立した。
3社は、2017年1月に業務提携を行い、以降共同でScrum Inc.認定資格セミナーの開催およびスクラムコーチの派遣を行い、トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社など日本企業のスクラムの導入をサポートしてきた。
今回新たに体制を強化し、Scrum Inc.認定資格セミナーの開催、スクラムコーチの派遣、コンサルティング等を行うことで、スクラム導入による日本企業のイノベーションの実現を加速していくとした。
Scrum Inc. Japanは2019年1月29日に設立し、2019年4月から事業開始予定。設立当初の資本金は7,500万円で、出資比率は51%:44%:5% (KDDI:Scrum Inc.:永和システムマネジメント)を予定している。
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