IoTNEWS事業支援サービス10月度勉強会は、医療と産業界のおけるDXの2つのテーマについてとりあげた。
この勉強会は、IoT/AI関連のピックアップしたテーマにおける当社の知見、海外イベントレポート、専門領域に詳しい講師による応用事例など、実践に役立つコンテンツを幅広いテーマで実施するIoTNEWS事業支援サービス会員向けの講座だ。
自社と関係ないところで起きている変化やトレンドを理解して、要素技術やビジネスモデルの構造まで自分事に置き換えることで、自社の事業の企画のヒントにすることができる。
今回の講師は、聴診器デジタル化ユニットを開発しているシェアメディカル代表取締役CEOの峯氏、IoTNEWS代表の小泉が務めた。
テーマ①:医療の世界もモノからコトへ 〜医療版「三方よし」で社会課題に挑む〜
講師:株式会社シェアメディカル 代表取締役CEO 峯 啓真氏[関連記事]シェアメディカル、聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」を発表
テーマ②:ビジネスにおけるDXとは、実現へのアプローチ
講師:IoTNEWS代表 小泉 耕二テーマ③:今月のトレンド解説「エッジインテリジェンス」
講師:IoTNEWS代表 小泉 耕二
医療の世界もモノからコトへ 〜医療版”三方よし”で社会課題に挑む〜

株式会社シェアメディカル 代表取締役CEO 峯 啓真氏からは、医療業界への参入理由や、聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」誕生までの平たんではない道のり、聴診データに対する取り組み等について、講話いただいた。
「医療」を初めて取り上げたこともあり、講義の終了後のディスカッションは大いに盛り上がった。
参加企業が現状のビジネスで取得しているデータと聴診データを組み合わせたときのビジネスの可能性や、聴診データが蓄積されると何が実現できそうかといったことに触れられおり、「自社のビジネスとデジタル聴診器を組み合わせるとどうなるのか」という点について議論を進めることができる場になった。
ビジネスにおけるDXの概要とトレンド

IoTNEWS代表、小泉からは「DXとはなにか」「DXを実現する上で必須となる考え方とは」というテーマでの講義が行われた。
現状のビジネスモデルを変えることなく、デジタル技術を取り込もうとするのは、「デジタル化」であって、デジタルトランスフォーメーションとは呼べない。
実際にデジタルを中心にビジネスモデルを再定義するには、どういう思考法で取り組めば良いのかについて解説した。また、DXによりビジネスモデルが変化した事例についても解説し、DXを実現した場合のメリットを示した。
また、10月のトレンド解説のコーナーでは、「エッジインテリジェンス」について解説した。
エッジインテリジェンスの定義や、エッジ側で起きているインテリジェントかの潮流、プレーヤーのポートフォリオなどを示し解説した。
記事解説のコーナーでは10月のニュースから気になる記事にフォーカスをあて、解説を加えた資料を配布した。
(トップ画像の資料)
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