センスウェイとコネクトプラス、IoTセンサーを活用して施設の漏水や入退室を検知するサービス「Facility Connect」を提供開始

施設管理の仕事は、作業員による巡回や手作業での点検など業務が多岐にわたる他、作業員の高齢化や慢性的な人手不足により、現場の作業員の業務負担が増している。さらに、近年の大型台風などによる水害が増えていることを背景に、漏水対策をはじめとする設備管理や点検業務をITによって効率化する重要性が高まっている。

IoT通信サービスを提供するセンスウェイ株式会社と企業や個人のIoTプロジェクトを支援するconect.plus株式会社(以下、コネクトプラス)は、センサーを用いたIoTシステムによりビルや倉庫、屋内設備における漏水や入退室を容易に検知・通知できるサービス「Facility Connect」の提供を、2020年8月から開始する。

Facility Connectは、低コストで低消費電力のIoTセンサーを施設内に設置し、設備の状況をリアルタイムで把握する。センスウェイが提供するIoTセンサーおよび通信サービスと、コネクトプラスが提供するIoTデータをリアルタイムに表示できるダッシュボード作成ツール「conect+ Studio」を組み合わせることで、施設内の倉庫や電気室、会議室など複数人が出入りする場所の入退室や、設備の漏水を検知し、異常があった場合に通知を行うことができる。

また、Facility Connectで使用する各センサーやconect+ Studioは、必要な設定が完了した状態で提供されるため、施設管理者は初期設定不要ですぐに利用できる。導入後もconect+ Studioの画面上で、各センサーから取得したデータを一元的に確認できる。さらに、入退室などのデータはファイル形式でダウンロードできるため、管理記録として報告書などを作成する際にも活用可能だ。センスウェイとコネクトプラス、IoTセンサーを活用して施設の漏水や入退室を検知するサービス「Facility Connect」を提供開始

Facility Connectで使用するセンサーは以下の3種類で、必要な台数を組み合わせて利用できる。

  • 漏水センサー(R718WB)
  • ロープセンサーが漏水を検知し、アラートを発信することで迅速に把握できる。センスウェイとコネクトプラス、IoTセンサーを活用して施設の漏水や入退室を検知するサービス「Facility Connect」を提供開始

  • 開閉センサー(R311A)
  • 特定の居室のドアの開閉を検知し、入退室を自動で記録する。センスウェイとコネクトプラス、IoTセンサーを活用して施設の漏水や入退室を検知するサービス「Facility Connect」を提供開始

  • 人感センサー(RB11E)
  • 特定の居室の人の動きを検知し、監視が必要な場所の入退室管理、不審な入退室を記録する。また、温度センサーも備えているため、火事等の温度上昇も把握可能だ。センスウェイとコネクトプラス、IoTセンサーを活用して施設の漏水や入退室を検知するサービス「Facility Connect」を提供開始

なお、Facility Connectの利用料金は以下の通り(最低利用期間は12か月)。

  • 初期費用:0円
  • 月額基本料金:9,800円
  • センサー月額料金:1,980円・台/月
  • 追加 屋内用ゲートウェイ(SIMモデル):2,980円/月

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