ラトックシステム株式会社は本日、空気質を計測してスマホで確認できるWi-Fi環境センサ「RS-WFEVS2」を、2022年11月中旬より出荷開始することを発表した。
「RS-WFEVS2」は、CO2、PM1/2.5/4/10、VOC、温度、湿度、気圧、UVといった7種のセンサで空気質を自動計測し、クラウドに保存する。
計測結果は専用アプリ「エアミル2」で、メイン画面に計測値を一覧表示することが可能。グラフは日、週、月ごとの表示に対応し、日グラフでは1分ごと、月グラフでは1時間ごとにプロットされる。

ひとつのアカウントに複数台のセンサを登録することも可能で、複数拠点や場所にセンサを設置し、アプリで切り替えて表示することができる。

また、しきい値を設定することで、値を超えたらスマホに通知するアラート機能を搭載。しきい値を超えてからどれだけ経過したら通知するかの設定も併せて行うことが可能だ。

本体に搭載されているLEDでは、CO2濃度のレベルを確認することが可能。1,000ppm以上で橙(2,500ppm未満)や赤(2,500ppm以上)になり、換気のタイミングが可視化される。LEDの数は4段階表示で、多いほどその範囲での値が高いことを示している。

クラウドに蓄積されたデータは、期間指定してCSV形式でダウンロードすることが可能。日グラフのデータ(1分ごと)と週グラフ(1時間ごと)を選択してメールで送信し、計測データはExcelを用いたレポート作成などで活用することができる。
Wi-Fiルータ情報の設定は、Bluetooth方式を採用。セットアップ時にスマホで2.4GHz帯のSSIDを指定しておけば、製品とルーターの間でWi-Fi接続先を切り替えることなく導入が可能だ。
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