xID株式会社は、同社が提供する「xIDアプリ」と、自治体向け郵送DXサービス「SmartPOST」を活用した、町議会議員選挙の入場券郵送デジタル化の取り組みを、2023年8月に北海道上富良野町で実施することを発表した。
「xIDアプリ」は、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを活用して、オンライン上で本人確認が可能なアプリだ。
「SmartPOST」は、マイナンバーカードを保有する住民のスマホにダウンロードされた「xIDアプリ」へ、自治体からのデジタル通知を届けることができるサービスだ。
上富良野町では、町民のマイナンバーカード申請率が9割を超え、交付率も8割程度と全国の平均値を上回っている。
今回、「xID」と「SmartPOST」を導入することで、マイナンバーカードの有効利用、住民の利便性向上、⾏政運営にかかる経費削減を目指し、2023年7月より住民向けの実証実験として、上富良野町議会選挙の期日前投票入場券をデジタル化した「スマホで入場券」の通知を予定している。
「スマホで入場券」とは、各種選挙の際に、通常ハガキタイプで郵送している投票所入場券を、自治体から「SmartPOST」を通して住民の「xIDアプリ」へ個人別に通知するものだ。
なお、上富良野町は6月からこの取組に関する説明や告知を町民へ行っており、7月下旬に「SmartPOST」を活用して、対象となる町民のスマホにダウンロードされた「xIDアプリ」へ、「スマホで入場券」を個別に送付する予定だ。
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