香川県内を一つの生活圏として、デジタルを活用したまちづくりに取組む官民共創のコミュニティ「かがわDX Lab」は、県下全域における引越し手続きワンストップサービスの実証実験を行うことを発表した。
実証実験では、株式会社NTTデータが提供するサービス「BizMINTTM引越」をアセットとして利活用し、住民がマイナポータルを通じて、オンラインによる自治体への転出届・転入予約を行うのと同時に、民間事業者へのライフライン等の手続きも完了できる仕組みを開発し、その有効性を検証する。
モニターは100人程度で、香川県域で事業を展開している企業を中心とした8社、情報を連携する引越しポータル事業者、香川県および県内の自治体の協力のもと、引越し手続きのワンストップ化を行うことで得られる利便性や効果を検証する。
また、引越しをした住民が利用する水道・電気などの民間事業者のサービスへの住所変更手続きに必要な本人確認も、xID株式会社が提供するマイナンバーカードと連携して本人確認、本人認証、電子署名ができるデジタルIDアプリ「xID」を活用することで行うことができる。(トップ画イメージ)
なお、この実証実験は、「かがわDX Lab」が研究項目として採用した「マイナンバーカードを活用した官民共創引越し手続きワンストップ化ワーキング」において実施されるものだ。
ワーキンググループのメンバーには、株式会社穴吹ハウジングサービス、株式会社STNet、株式会社NTT データ、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ四国(WG幹事)、香川県広域水道企業団、xID株式会社、株式会社ケーブルメディア四国、四国電力株式会社、県内全17の市町、香川県が参画している。
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