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スマートシティ > JR東日本、運行情報の電話自動音声アシスタントの音声認識機能を生成AIで改良し実証実験を開始
東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、地方路線と駅の列車運行情報を電話で提供する自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」を、Digital&Dataイノベーションセンター(以下、DICe)にて開発し、実証実験を実施してきた。
今回、過去に行われた実証実験で明らかになった音声入力における認識エラーを解消するため、生成AIを活用して音声認識機能を改良し、2024年9月3日より茨城県と福島県の一部線区で実証実験を再開すると発表した。
「どこトレダイヤル」は、列車運行情報の電話自動案内サービスだ。利用者はガイダンスに従って利用路線や駅を音声で入力することで、詳細な運行情報や列車の遅れ、位置情報などを確認できる。
なお、案内内容はJR東日本が提供する、路線・列車の運行情報がWebから確認できる運行情報サービス「どこトレ」の情報に基づいている。
今回、生成AIを音声入力内容の解釈に活用して認音声認識機能を改良したことにより、つなぎ言葉や雑音の影響等により正しく認識できなかった音声の認識精度が向上した。
改良された「どこトレダイヤル」を活用した実証実験は、常磐線(友部~新地)、水戸線(小田林~友部)、水郡線(水戸~磐城守山)で行われ、実施期間は2024年9月3日から2025年2月14日までの予定だ。
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