エレクトロニクス分野の専門商社 新光商事株式会社は、同社がAIプレートとフィンガージェスチャーを組み合わせて提供している空中結像の操作装置「AIplay(エーアイ・プレイ)」が、「変なホテル ハウステンボス」(長崎県佐世保市)に採用されたと発表した。11月1日から同ホテルの未来型のフロントシステムとして活用されている。
ホテルのフロントシステムとしての操作は簡単で、空間に浮かびあがったボタンをタッチパネルのようにタッチするだけだという。また、カメラとセンサーが指の動きを感知してチェックインなどの情報を伝え、ボタン操作音が出るため、操作感を感じることができる。
長崎・佐世保市の「変なホテル ハウステンボス」は、先進技術を導入・活用して多言語対応のロボットがフロントや接客、サービスの提供を行うユニークなホテルとして話題を集めている。
この「変なホテル ハウステンボス」に、新光商事が提供する空中結像の操作装置「AIplay」がフロントシステムとして採用されることで、テーマパークでのアトラクションやSF映画のシーンのような世界観で未来型インターフェースを体験することができる。
「AI (エアリアルイメージング)プレート」は株式会社アスカネットが開発・提供している商品で、「フィンガージェスチャー(AIP版)」はNECソリューションイノベータ株式会社が開発した商品。
新光商事は、2つの商品を組み合わせて空間に浮かびあがらせた画像へのタッチやフリック操作が可能な未来型インターフェースとして提供している。
【関連リンク】
・「AIplay(エーアイ・プレイ)」
・新光商事(Shinko Shoji)
・アスカネット(ASUKANET)
・NECソリューションイノベータ(NES)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。