COMPUTEX TAIPEI 2015のMicrosoftブースで、IoT物流のデモンストレーションをAccount Technology Strategist 林さんに伺った。
このデモンストレーションでは、人感センサーや温度センサーなどが搭載された東芝のセンシングデバイス(ドライブレコーダー)をトラックなどに乗せることで、リアルタイムでどこにいるか、どういった温度管理がされているか、などがわかる。そのうえで、マイクロソフトのクラウドサービスである、Azureと連携することで、ビジネスインテリジェンス(BI)情報として物流管理が実現できるというものだ。
しかし、物流網全体にこういったデバイスを載せるとなると、コスト負担がとても大きい。
そこで、下の東芝が作った小さなデバイスがトラックにつけられることで、温度や位置情報など様々な情報を取得し、情報をAzureに届けることができるというのだ。
しかも、このデバイスは電池で動き、6か月間は交換が不要ということだ。
COMPUTEX2015の基調講演、米マイクロソフト OEM部門 コーポレートバイスプレジデントのニック・パーカー氏が登壇し、東芝とマイクロソフトのクラウドサービスAzureとの連携したソリューションについて触れているが、そこでも「インテリジェントクラウドの構築」を実現すると語っている。
IoTはセンサーで様々な情報を取得し、ネットワーク技術によりクラウドにデータをアップロードし、解析技術で解析したものをヒトにどのように見せていくか?ということがポイントになるのだが、こういったダイナミックな仕組みが社会に普及することで本格的なIoT社会が実現されていくといえる。
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