ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、BtoB向けウェアラブル・アズ・ア・サービス「mSafety(エムセーフティ)」において、サービス事業者向けに提供するソリューションに、端末上の専用アプリケーションを新たに追加し、提供を開始した。
「mSafety」は、サービス事業者がウェアラブル端末を活用したソリューションを開発する際に必要となる、ウェアラブル端末、通信サービス、端末管理サービスを提供するクラウドマネージメントソリューションだ。
従来、アプリケーションは「mSafety」が提供するSDK(ソフトウェア開発キット)上で各事業者が自前で開発することを前提にしていたが、今回アプリケーション提供の選択肢を増やすことで、各事業者が自社のサービスに端末を組み込むための開発期間を短縮する。
また、専用アプリケーションでは、「mSafety」に搭載されている心拍数や歩数、位置情報の取得などの機能から、各事業者のサービスに合わせて必要な測定項目や機能、画面表示をカスタマイズして提供する。
さらに、測定頻度やアップロード頻度などのパラメータを、サービス事業者が運用時にAPIで変更でき、各サービスにフィットした独自のアプリケーションを導入することが可能だ。
「mSafety」は今後、労働安全管理をはじめ、高齢者見守り・介護、レジャー時の見守りサービス、デジタルバイオマーカー、臨床試験等のサービスプロバイダー、学術研究支援等、ヘルスケア・ウェルネス分野において、ウェアラブルデバイスの導入・活用を推進するとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。