先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 メカトラックス、ラズパイ防塵防水IoTゲートウェイ「Pi-protect」を販売開始
業務用ラズパイ周辺機器の製造・販売を手がけるメカトラックス株式会社は、同社ラズベリーパイ(以下、ラズパイ)用4G(LTE)通信モジュール「4GPi」、同電源管理/死活監視モジュール「slee-Pi3」他を防塵防水ケースに格納したIoTゲートウェイ「Pi-protect」の販売を開始した。
→詳細はこちら
2位 アムニモ、ルネサスのAIチップを搭載した「AIエッジゲートウェイ」の開発開始を発表
アムニモ株式会社は、主に産業用デバイスを管理するためのLTE通信デバイスであるエッジゲートウェイと、クラウドサービスを提供する「エッジゲートウェイシリーズ」を展開している。
そして本日、エッジゲートウェイシリーズの一つとして、エッジAI処理に対応したAIチップ(ルネサス エレクトロニクス製RZ/Vシリーズ)を搭載したIoTゲートウェイ「AIエッジゲートウェイ」の開発を開始したことを発表した。
3位 デンソー・東海大学・中部大学・豊橋技術科学大学、新型コロナウイルスを検出するバイオセンサーを開発
感染症の拡大およびそれによる医療のひっ迫を防ぐためには、感染症の早期診断、早期隔離によるウイルス拡散の未然防止が重要である。現在、新型コロナウイルスの診断には、PCR検査や抗原検査(※1)などが利用されている一方、それらの検査では、検出されたウイルスの感染力の有無を示す「ウイルスの感染性」が評価できないことが課題となっている。
→詳細はこちら
4位 製造現場で使われる産業用PC(IPC)とは
IPC(Industrial PC:産業用PC)とは、「産業用途に使用されるPC」のことである。
主に製造現場のデータ収集や制御、見える化、またインフラの管理、医療機器などに使用されている。
産業用PC(IPC)は、オフィスなどで事務処理用途として使用されているPC(以下、民生用PC)と比較して、長時間かつ過酷な環境で使用されることが想定されている。
実際にどういうシーンで使われているか、その特徴や、産業用PC(IPC)を使うメリットなどについて解説する。
5位 NTT Com、事業共創プログラム「OPEN HUB for Smart World」を開始
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、新たな事業共創プログラム「OPEN HUB for Smart World」(以下 OPEN HUB)を、2021年10月20日より開始する。
OPEN HUBでは、事業共創を促進するため、交流が行えるコミュニティー「OPEN HUB Base」の提供や、オウンドメディア「OPEN HUB Journal」によるビジネストレンド・先進事例の紹介を行う。また、2022年2月には、イノベーションを創出するワークプレイスの設立を行う。
6位 ウェザーニューズ、気象IoTセンサー「ソラテナ」に日毎の観測データ表示など新機能追加
株式会社ウェザーニューズは、風向・風速・雨量など全8要素を1分毎に観測する気象IoTセンサー「ソラテナ」を提供している。
そして本日、法人向けに展開している「ソラテナ」のサービスに新機能を追加したことを発表した。
今回発表された新機能では、専用ウェブサイトをバージョンアップし、これまで1分毎のみのデータ提供であったのを、日毎の観測データのグラフ表示やダウンロードに対応した。
7位 三菱電機、IoTプラットフォームを活用したビル運用支援サービスに「入退室管理システム連携」「遠隔監視・制御」機能を追加
三菱電機株式会社は、スマートシティ・ビルIoTプラットフォーム「Ville-feuille」を活用したビル運用支援サービスにおいて、ロボット移動支援サービスに「入退室管理システム連携」機能、エネルギーマネジメントサービスに「遠隔監視・制御」機能を新たに追加し、2021年11月1日に提供を開始する。
8位 RFIDタグを活用し、工場内のすべてのモノの流れを可視化する ―ヤマザキマザック インタビュー
世界のものづくりを支える工作機械のグローバルリーダー、ヤマザキマザック(略称:MAZAK)。同社が現在、最も注力している分野の一つがスマートファクトリーだ。昨年11月には主力工場である美濃加茂(みのかも)製作所(岐阜県美濃加茂市)をスマートファクトリー化し、稼働を開始している。
美濃加茂製作所のスマートファクトリー化には、大きなチャレンジがあった。それは、第一工場と第二工場の再編だ。
9位 AIカメラとは、業務変革にも使えるツールをわかりやすく解説
AIカメラとは、AIのアルゴリズムが搭載されたカメラのことだ。カメラを使って様々な映像を撮影し、撮影された映像を解析、そこに写っている物を認識したり、動きを捉えたりすることができる。
AIを利用する以上、物体を認識したい場合は、認識したい物体の特徴を学習する必要があったり、動作を認識したい場合は、認識したい動作自体を学習する必要がある。つまり、カメラにAIが搭載されているといっても、用途によってはAIそのものに学習を加える必要があるのだ。
最近発売されているAIカメラには、ある程度の認識機能があらかじめ搭載されていることも多い。その一方で、認識した結果を活用して何らかの処理をしなければ、価値が生まれないケースが多い。
「AIカメラ」というと、カメラの性能がよければよいと考えがちだが、実際は、「カメラの性能」だけでなく、「AI処理の性能や柔軟性」「AI処理後のデータ活用」についても考えることが重要だ。
10位 オムロン、セルフチェックイン機「スマーレ」を用いた遠隔フロントシステムをアパホテルに導入開始
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(以下、OSS)は、セルフチェックイン機「スマーレ」を用いた「遠隔フロントシステム」の提供を開始し、2021年10月に1stユーザーとしてアパホテル株式会社に導入することを発表した。
同システムは、双方向ビデオ通話機能により、フロントから離れた場所にいるホテルスタッフが宿泊者のチェックイン手続きを迅速にサポートすることができる。これまでOSSが培ったオートメーション技術と遠隔サービスの実績やノウハウに加え、オムロングループが持つ「センシング&コントロール+Think」のコア技術を活用している。
毎週、週のはじめにランキング記事を公開しています。
⇒ランキング一覧はこちらから
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。