先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 OpenAI GPT-4oを発表 ヒトがスマホの向こうにいる感覚で会話が実現可能に
OpenAIは13日、新型AIとなる「GPT-4o(フォーオー)」を発表した。
発表の場で、OpenAIのミラ・ムアティCTOは、「これまでAIモデルの知能を高めることに注力してきたが、使いやすさで大きな前進を遂げた」と述べた。では、どんな進化をしたのだろう。
まず、特出すべきは、従来のGPT4と比べて2倍の処理速度を実現し、運用コストは半分となったことだ。
2位 ChatGPTを使いこなすために生まれたサービス ―セラク NewtonX
株式会社セラクは、ChatGPTを導入・活用することができるサービス「NewtonX」をリリースした。ChatGPTは誤った文章の生成や情報漏洩のリスク、組織単位での管理が難しいなどの理由から、導入を躊躇する企業も少なくないだろう。
本稿では、このようなハードルに対しどのようなアプローチで課題解決を提案しているのか、株式会社セラク みどりクラウド事業部 持田 宏平氏と、NewtonX事業部 カスタマーサクセス担当者にお話を伺った。(聞き手:IoTNEWS 小泉耕二)
3位 スシロー、デジタルビジョンを活用した「デジロー」設置店舗を16店舗に拡大
株式会社あきんどスシローは、2024年6月上旬から9月末の期間で、デジロー導入店舗を新たに16店舗拡大すると発表した。
「デジロー」は、新型のデジタルビジョンとレーンを融合させた取り組みだ。各テーブル席に設置している大型のデジタルビジョン上でおすしが流れたり、ゲームを体験したりといったことが可能だ。
4位 ANA・JAL・NAA・NEC、顔認証搭乗手続き「Face Express」の利用登録をスマホで行う実証を実施
全日本空輸株式会社、日本航空株式会社、成田国際空港株式会社、日本電気株式会社は共同で、旅客がスマートフォンで個人情報を登録し、オンラインチェックインを可能にするモバイルアプリの実証実験を、2024年3月25日から28日まで成田空港で実施した。
5位 サステナブルデジタルエンタープライズを推進するシーメンス ーハノーバーメッセ2024レポート3
ハノーバーメッセレポートの第三弾は、シーメンスのブースから。
持続可能性を全面に打ち出したシーメンス。この間、製造業は生産拠点をオフショアに移していた数十年だといえるが、昨今のサプライチェーンの問題や、地政学的なリスクなどの中で、現在生産現場の国内回帰が進んでいる。
6位 メイキップ、EC向け顔合成AI機能「FaceChange」の本格販売を開始
株式会社メイキップは、EC向け顔合成AI機能「FaceChange」の販売を本格的に開始したと発表した。
「FaceChange」は、モデルやスタッフコーディネートの顔をユーザ自身の顔に差し替え、オンラインでの商品購入を促進するサービスだ。アイテム詳細画面へのバナー表示は、同社が提供するタグを挿入することで利用することができる。
7位 京急バスと東急バス、小型モビリティによる自動運転の実証実験を開始
京浜急行バス株式会社、東急バス株式会社、東急株式会社は、2024年5月28日から6月3日に、3社共同で小型モビリティによる自動運転の実証実験を実施する。
この実証実験では、各事業者が管轄する複数エリアにおいて、同時遠隔監視での小型モビリティによる自動運転を共同で行い、各エリアに共通する移動に関する課題やニーズを検証するとともに、個別の課題の検証などに取り組む。
8位 物流2024年問題へ対応する企業の事例紹介① ―オリオンビール インタビュー
さらなる物流の効率化が求められる中、まずは、現在取り組まれている対応策や、そこから見えてくるさらなる課題といった、現状を把握することが重要だろう。そこでIoTNEWSでは、物流の効率化へ向けて取り組んでいる企業の取材を行っていく。
今回紹介するのは、メイン倉庫がシングルテナント型からマルチテナント型への移転をきっかけに、効率化に取り組むオリオンビール株式会社の事例だ。オリオンビール株式会社 SCM部物流管理課の服部氏にお話を伺った。(聞き手:IoTNEWS小泉耕二)
9位 ベッコフオートメーション、生成AIが産業で本格的に使われる可能性を提示 ーハノーバーメッセ2024レポート1
今年もドイツのハノーバーで製造業の見本市となるハノーバーメッセが開催された。
レポートの第一弾は、毎年面白い技術を打ち出すベッコフオートメーションからだ。
ベッコフオートメーションにおいてTwinCATは、これまで「Windowsの汎用IPCをリアルタイムコントローラーとして使えることができる」ということで、約40年前からそのコアテクノロジーの開発が進められてきた。
10位 TOPPANとTOPPANエッジ、漏液センサをスマート点検支援サービス「e-Platch」に追加
TOPPAN株式会社とTOPPANエッジ株式会社は、工場などの施設における水・薬品・油漏れを遠隔で検知する漏液センサを、TOPPANグループが提供するスマート点検支援サービス「e-Platch(イープラッチ)」の新ソリューションの一つとしてラインアップし、2024年6月からデモを開始、2024年9月から量産・提供予定であることを発表した。
毎週、週のはじめにランキング記事を公開しています。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。