先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 サプライチェーン全体から考えるものの流れの最適化 ー「NEC DX Factory」レポート1
日本電気株式会社(以下、NEC)は、2018年に共創型体験スペース「NEC DX Factory」を開設した。今回、新たに追加されたデモンストレーションや、NEC DX Factoryに新たに併設されたローカル5Gラボなどを含む、新たな「NEC DX Factory」について取材を行った。
本稿では、NEC DX Factoryのコンセプトや、サプライチェーン全体の改革に関するデモンストレーションなどを紹介する。
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2位 ソフトバンクが農業AIブレーン「e-kakashi」を強化、完全独立駆動式と低価格化を実現
国内では少子高齢化や過疎化による農業現場での人材不足が深刻化しており、テクノロジーやデータを活用して、農作業の効率化や生産量・品質の向上、技術継承などを行うことへのニーズが高まっている。
ソフトバンク株式会社が2015年から提供している農業AIブレーン「e-kakashi」は、IoTセンサーを活用して田畑やビニールハウスなど屋内外のほ場から収集した環境データを、植物科学の知見を取り入れたAIで分析することで最適な栽培方法を提案し、農業従事者を支援するサービスである。
このほど、ソフトバンクはe-kakashiの機能を拡充し、提供を開始した。
3位 目視検査では検出出来ない不良を検出する「AI品質傾向管理」
2021年10月5日にオムロン株式会社主催のオンライセミナーが開催された。
「高度10m以下のAI・IoT化が実現する超現場型モノづくり革新」というタイトルで開催された同セミナーは、オムロンがこれまでに顧客との共創によって創出された「超現場型アプリケーション群」の中から、更に代表的なアプリケーションの紹介を通じ、オムロンが製造現場で取り組んでいる情報化や知能化について紹介するセミナーである。
本稿では、その中から、ねじ締め不良を対策する「AI品質傾向管理」の紹介についてレポートする。
4位 リコー、電池交換・配線不要の環境センシングデバイス「RICOH EH 環境センサーD201/D202」を発売
株式会社リコーは、屋内の温度・湿度・照度・気圧といった環境情報を、電池交換レス・配線レスで取得できる環境センシングデバイスの新製品として、冷凍環境や高温・高湿度環境でも使用が可能な「RICOH EH 環境センサーD201/D202」を、10月中旬より発売する。
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5位 ソニー、エッジとクラウドを共働させるエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」を発表
IoTやDXの普及により、クラウドシステムへの過度な依存が懸念されており、システム利用時の消費電力の増加、プライバシー問題、データ転送遅延の発生、セキュリティなど、様々な課題がある。
そうした中、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(以下、ソニー)は、エッジとクラウドが共働するシステム構築を支援する、エッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS(アイトリオス)」のサービスを、日本・米国・欧州を皮切りに、年内より順次提供開始することを発表した。
6位 トヨタ、日立、味の素等 製造業をリードする企業の講演多数 10/12~13開催/インテル製造フォーラム2021
本フォーラムでは、「“ニューノーマルにおける不確実性の時代” – 製造業の企業変革力」をテーマに、各社の取り組みや最新技術を取り上げる。
基調講演では、トヨタ自動車株式会社、株式会社日立製作所、特別講演では、味の素株式会社、パナソニック株式会社 など、製造業界を代表する企業の講演をご用意。
また、各社の最新の取り組み事例やソリューションを紹介する「オンデマンド講演」を10/11(月)より先行公開が決定した。是非ご参加ください。
7位 自然言語対話の質が決め手、AIチャットボット15選
働き手不足と働き方改革に対応し、企業のDXを推進するツールのひとつとして、チャットボットがある。
2016年、LINEとFacebookメッセンジャーがチャットボット対応APIを公開したことで、国内でチャットボットが急激に広まった。この年は「チャットボット元年」と呼ばれる。
矢野経済研究所が発表した「国内の対話型AIシステムの市場規模」では、2017年に11億円の売り上げ実績であったが、2022年には130億円を突破すると予想されている。
8位 「IoTプラットフォーム」とは何か、その機能やメリットをくわしく解説
IoTプラットフォームとは、簡単にいえば、ネットワークに接続されたIoTデバイスから大量のデータを収集し、可視化や分析、制御などを行うためのシステム基盤のことだ。しかし、具体的にどんな役割や機能をもつものを指すのか、その実体についてはよくわからないという人も多いだろう。
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9位 凸版印刷、紙製アンテナ基材を用いたプラスチックフリー環境配慮型ICタグラベルの販売開始
凸版印刷株式会社は、商品情報を管理できる低価格のUHF帯ICタグ「SMARTICS-U(スマーティックス・ユー)」シリーズを、流通・小売店舗を始めとした製造業や施設管理などに展開している。
そして本日、「SMARTICS-U」の新たなラインナップとして、森林管理を認証する国際的な制度であるFSC認証紙をアンテナ基材にした環境配慮型ICタグラベルを開発し、2021年10月より販売開始することを発表した。
10位 IoTBASE、福島県昭和村とIoTクラウドサービス「Canvas」を活用した有害鳥獣対策スマート化実証事業を開始
福島県では、イノシシなどの有害鳥獣の対策に大規模な電気柵の設置が進んでいる一方で、有効な電圧が維持されるよう定期的な電圧の測定や見回りなどの人的負担が発生している。
そこで、IoTBASE株式会社は、同社が提供するセンサーやカメラなどIoTデータを統合管理するクラウドサービス「Canvas」が、福島県昭和村の実証事業にて採用されたことを発表した。
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