先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 キリン独自のDX人材育成プログラム「キリンDX道場」、その本当のねらいとは? —キリンホールディングスDX戦略推進室 近藤龍介氏インタビュー
食や医、ヘルスサイエンス領域にいたるまで幅広く事業を手がけるキリングループは今、グループ全体でのDXの取り組みを加速させている。その中でも特に注力しているのが、DX人材の育成だ。2021年7月には、キリングループの従業員を対象にした独自のDX人材育成プログラム「キリンDX道場」を開校した。
キリンDX道場のねらいとは何なのか。キリンが求めるDX人材のあるべき姿とは。キリンホールディングス株式会社 経営企画部DX戦略推進室主幹 近藤龍介氏に話をうかがった。
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2位 IoT-EX、「事業者向けIoTデータ可視化サービス」にパトライトのネットワーク対応型製品を追加
IoT-EX株式会社は、IoT-HUBに様々な通信経路を介して接続されたセンサー情報を、データ出力先である各社のデータ可視化サービスと連携し、希望する形式とタイミングでデータを送る「事業者向けIoTデータ可視化サービス」を提供している。
そして本日、「事業者向けIoTデータ可視化サービス」に、株式会社パトライトが提供するネットワーク対応型製品が追加されたことが発表された。
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3位 ドコモ・CTC・MOYAI、LED一体型IoTカメラ「IoTube」を活用したソリューション提供に向け協業を開始
近年、ネットワークカメラの高画質化や小型化が進み、監視や見守り、人流解析や店舗での行動分析など、カメラの新たな活用に注目が集まっているが、カメラの設置に伴うネットワークの手配や電気・配線工事にかかる時間とコストが課題とされている。
そうした中、株式会社NTTドコモ、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)、株式会社MOYAIの3社は、マーケティング、人流解析、監視などを目的とし、配線工事が不要で短期間で導入できるIoTカメラソリューションの提供について、協業を開始したことを発表した。
4位 湘南鎌倉総合病院・三菱商事他3社、湘南アイパークでの自動運転車を用いた「ヘルスケアMaaS」の実証実験を発表
湘南鎌倉総合病院、湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、湘南アイパーク)、三菱商事株式会社、三菱電機株式会社、株式会社マクニカは、神奈川県産業労働局の支援、藤沢市、鎌倉市の後援を得て、2021年12月4日~26日の土日に、移動システムを構築するための自動運転の実証実験を、湘南アイパークで実施することを発表した。
今回の実証実験は、ヘルスケアMaaSの「医療と移動」分野に関するもので、研究データの蓄積を行いながら、地域住民に体験してもらうことを目的としている。
5位 瀬戸内海の海上ライドシェア開発から新たなるMaaSの取り組みへ ―ピージーシステム 佃浩行氏インタビュー
広島県では、様々な産業・地域課題の解決をテーマに、技術やノウハウを保有する県内外の企業や人材を呼び込み、試行錯誤できるオープンな実証実験の場として、2018年より「ひろしまサンドボックス」という取り組みを行っている。
このひろしまサンドボックスのプロジェクトのひとつに、「海上」をテーマに行われた実証実験がある。
瀬戸内海では、海難事故が多く起きていることや、人口減少による定期航路の廃止、プレジャーボート稼働率の低さなどの課題があった。
6位 NEDO・KDDI・パーソルP&T、全国13地域で同時に飛行するドローンの運航管理を行う実証の成果を発表
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)と、KDDI株式会社とパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(以下、パーソルP&T)は、全国13地域にて計52機のドローンを同時に飛行させ、運航管理を行う実証実験を2021年10月27日に実施し、成功したことを発表した。
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7位 エプソン、ダム及び河川水門設備状態監視用のデジタル3軸振動センサー2種を開発
セイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)は、ダム及び河川水門設備状態の監視用デジタル3軸振動センサー「M-A342VD10」(トップ画左)と、防塵防水インターフェイス仕様の「M-A542VR10」(トップ画右)を開発し、2021年12月より量産を開始することを発表した。
両製品は、国土交通省が定めた河川用ゲート設備点検・整備標準要領ガイドラインの判定基準に準拠しており、速度・変位の出力に対応。振動の大きさに合わせた測定レンジの調整や、チャージアンプ、A/Dコンバーターなどの周辺機器は不要だ。
8位 国土交通省、タクシーあいのりが解禁へ ー課題や可能性について考察
国土交通省は、2021年11月1日より、タクシーの「あいのり」を解禁すると発表した。
定義としては、「配車アプリ等を通じて、目的地の近い旅客同士を運送開始前にマッチングし、タクシーに相乗りさせて運送するサービス」ということで、「運送開始後に不特定の旅客が乗車できるバスとは異なる」としている。
今後、あいのりサービスを提供するタクシー事業者は、専用のアプリを乗客に提供することとなる。乗客は専用のアプリを使って、現在地と目的地設定し、あいのりを指定することで割り出された運賃を確認した上で乗車することになるのだ。
9位 i Smart Technologies、IoTモニタリング「iXacs」にCO2排出量を見える化する新機能を追加
i Smart Technologies株式会社は、製造ラインを可視化するIoTモニタリングサービス「iXacs(アイザックス)」を提供している。
そして本日、「iXacs」に、CO2排出量の95%を1時間毎に計算し、リアルタイムで見える化する新機能を追加したことを発表した。
10位 ゼンリンデータコム・NTTドコモ他、XRとAIを活用しエリアをひとつのテーマパークにする実証事業を開始
株式会社ゼンリンデータコムを代表に、久留米工業大学、株式会社コンピュータサイエンス研究所、株式会社三菱総合研究所、株式会社NTTドコモ九州支社で構成される、コンフォートデジタルツーリズム協議会は、令和3年度の観光庁の採択事業として、北九州市八幡東区東田エリアをひとつのテーマパークとする「どこでもテーマパーク」の実証事業を、2021年12月18日より開始する。
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