1位 NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1
今年も台湾でコンピュータ産業の見本市である、COMPUTEXが開催された。レポートの第一弾はNVIDIAからだ。まず、毎度のことだがNVIDAはブース展示をしていないのにも関わらず、会場はNVIDIAのロゴが溢れていた。
ご存知の通り、NVIDIAは、もともと画像処理エンジンのボードを作っていたのだが、ベクトル演算がAIに使えるということで、AI用のGPUを作る流れが生まれた。その後、AIが世界中で話題となり、クラウドサービスが広がる中、サーバの中のGPUに採用されることが多くなった。
2位 NTTドコモがIoT向け料金プラン「ImoT」を発表、3プランで低価格から大容量まで対応
株式会社NTTドコモは、LTE通信で利用できるIoT向け料金プラン「ImoTTM」「ImoT ミニ」「ImoT ミニ(SMSなし)」の3プランを、2024年7月1日より提供を開始する。
3位 KDDIとマクニカ、森ビルのオフィスに空気質をリアルタイムでモニタリングできるソリューションを提供
KDDI株式会社と株式会社マクニカは、森ビル株式会社が運営する複合施設麻布台ヒルズのオフィス空間に、空気質をリアルタイムでモニタリングできるソリューションを2024年5月27日に提供した。
なおこのソリューションは、「WELL認証」という建物利用者の心身の健康に焦点を当てた国際的な評価基準の評価項目の一つである「空気質のモニタリング」で要求される性能を満たしている。
4位 NICT・東芝など、電力スマートメータシステムを経由して共同検針する通信ルート「IoTルート」用の無線標準規格を発効
国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会社東芝、ルネサスエレクトロニクス株式会社、ランディス&ギアジャパン株式会社、株式会社アイ・エス・ビー、沖電気工業株式会社は共同で、Wi-SUN enhanced HAN規格を、国際無線通信規格化団体Wi-SUNアライアンスにおいて制定した。
電力スマートメータは、通信機能を備えたメータで、無線通信規格としてWi-SUN HANシステムが採用されている。
5位 三菱地所、自動運転トラックなどの受け入れを視野に入れた物流拠点を開発へ
三菱地所株式会社は、新しい物流システムに対応した高速道路IC直結の「次世代基幹物流施設」の開発計画を、宮城県仙台市太白区郡山北目地区において開始する。
これに伴い、2024年6月7日、仙台市、仙台市郡山北目土地区画整理組合設立準備委員会、三菱地所の三者間で、上記計画実現に向けた連携に関する覚書を締結したと発表した。
6位 東京ロボティクス、力制御可能な全身人型ロボット「Torobo」と多指ハンド「Torobo Hand」の新型を発表
東京ロボティクス株式会社は、研究者向けの力制御可能な全身人型ロボット「Torobo」と、多指ハンド「Torobo Hand」の最新バージョンの提供を開始すると発表した。
「Torobo」および「Torobo Hand」共通の特徴は、インピーダンス制御を用いたコンプライアンス特性により、外力の受け流しや、外部拘束への倣い、衝撃の吸収などが可能な点だ。
7位 浦安D-Rocks、NTTが開発したスクラム可視化技術の技術実証を開始
ラグビーチーム浦安D-Rocksは、日本電信電話株式会社(以下、NTT)と共に、ICTやデータを活用したチーム強化の取り組みを始め、4月1日に本格的な技術実証をスタートした。
この取り組みでは、ラグビーの勝敗を左右するスクラムの状態を客観的に計測・評価し、可視化するシステムの開発を行った。
8位 Acerの裸眼でも立体に見えるPCと新しいカメラ ーCOMPUTEX2024レポート3
COMPUTEX2024レポートの第三弾は、Acerのブースから。
AcerもCopilot+ PCの展示を行っていたが、基本的にはWindowsでできることを展示しているに過ぎず、オリジナルのソフトウエアは展示がなかった。
9位 両備システムズ、物流2024年問題対策としてAIソリューションを提供開始
株式会社両備システムズは、物流2024年問題における荷待ちトラックの時間短縮や人手不足解消へ向けたAIソリューションの提供を開始した。
今回両備システムズは、従来より販売していたバース入退場管理システム「R-Teams」と駐車場管理システム「IT-Parking」に、2024年6月より新たに販売開始するAIカウントツール「CountShot」を加え、製造業や物流業などの物流効率化に取り組む事業者への提供を開始した形だ。
10位 ベルシステム24、「Fitbit」のヘルスケアデータを体調管理アプリ「頭痛ーる」で確認できる機能を追加
株式会社ベルシステム24は、気圧予報に基づく体調管理アプリ「頭痛ーる」の有料版プレミアムプランの利用者を対象として、スマートウォッチ「Fitbit」で取得された睡眠と心拍のデータを「頭痛ーる」アプリ上で確認できる新機能を追加した。
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