先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 京セラ、カメラとの光軸一致を実現した「カメラ‐LiDARフュージョンセンサ」を独自開発、高精度に障害物を検知
京セラ株式会社は、カメラとLiDARの光軸を一致させ、ワンユニット化した「カメラ-LiDARフュージョンセンサ」を開発した。
「カメラ-LiDARフュージョンセンサ」は、京セラ独自の光学設計を用いて、カメラとLiDARを一つのセンサとして統合しており、視差のない重畳データをリアルタイムで取得可能なLiDARセンサだ。
2位 ソフトバンク、国内外の通信事業者向けにAI-RAN統合ソリューション「AITRAS」を開発
ソフトバンク株式会社は、AI-RANコンセプトに準拠した、AIとRAN(無線アクセスネットワーク)を、同一のNVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングプラットフォーム上で動作可能にする統合ソリューション「AITRAS(アイトラス)」の開発を本格的に開始したことを発表した。
3位 KDDIスマートドローン、AI搭載自律飛行ドローン「Skydio X10」が上空での4G LTEに対応し国内出荷を開始
KDDIスマートドローン株式会社は、SkydioのAI搭載自律飛行ドローン「Skydio X10」において、4G LTEの上空電波に対応させ、国内出荷を開始したと発表した。
「Skydio X10」は、FLIR Boson+センサを搭載した、サーマルイメージを提供するドローンだ。また、NVIDIA Jetson Orin GPUを搭載している他、AI飛行支援と障害物回避機能も搭載している。
4位 YDKテクノロジーズ、市街地への浸水状況を見える化する「IoT多点観測システム」のインターフェースを拡充
株式会社YDKテクノロジーズは、同社が提供している「IoT多点観測システム」において、国土交通省が掲げる社会資本整備重点計画の水門・樋門・樋管の遠方監視に最適なインターフェースの拡充を行い、2024年12月1日から発売すると発表した。
5位 NICT・NEC・東北大学・トヨタ自動車東日本、公衆網とローカル5Gのハイブリッドなネットワークを活用した実証に成功
NICT、NEC及び東北大学は、以前より製造分野における5G高度化技術の研究開発を推進しており、今回、その中でSRF無線プラットフォーム技術仕様書Ver. 2に対応した無線通信システムを開発した。
6位 STマイクロエレクトロニクス、低消費電力と性能を両立したウェアラブル機器向けバイオセンサを発表
STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)は、スマート・ウォッチ、スポーツ・バンド、スマート・リング、スマート・グラスなどのヘルスケア・ウェアラブル機器に活用できるバイオセンサ「ST1VAFE3BX」を発表した。
同製品は、生体電位入力回路とSTのMEMS加速度センサおよび機械学習コア(MLC)を集積しており、チップ内でアクティビティを検出することで、消費電力を抑えつつ高い性能を提供する。
7位 NTT Com、IOWN APNを活用したテレビ局の番組制作設備による広域リモートプロダクションを展示
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、2024年11月13日~15日に幕張メッセで開催される「Inter BEE 2024」における、コンテンツ制作のDXを構築するプロジェクト「INTER BEE DX x IP PAVILION」に参画し、IOWN APNを活用した広域リモートプロダクションを展示すると発表した。
8位 スイスビット、組み込みIoTシステム向け「セキュリティ・アップグレード・キット」を発表
スイスビットは、IoTにおける組み込みシステムの保護および関連のサイバーセキュリティ規制への準拠の両方を実現するソリューション「セキュリティ・アップグレード・キット」を発表した。
9位 日立、サステナブルなサプライチェーン構築を支援するプラットフォーム「TWX-21 SCPF」を発売
株式会社日立製作所(以下、日立)は、データ活用プラットフォーム「TWX-21サプライチェーンプラットフォーム」(以下、TWX-21 SCPF)を、2024年11月12日より販売を開始する。
「TWX-21 SCPF」は、日立のサプライチェーン構築ノウハウと、SaaS型クラウドサービス「TWX-21」の取引データを掛け合わせることで、調達部門におけるデータドリブンな戦略的調達を支援するサービスだ。
10位 イトーキとメディカルフィールズ、AIが薬剤トレイ配置を最適化する調剤薬局向け薬剤自動ピッキングシステムを共同開発
株式会社イトーキとメディカルフィールズは、薬剤自動ピッキングシステム「DAP(Drug Automatic Picking system) with MediMonitor」を共同開発し、2025年4月より発売すると発表した。
新たに開発された「DAP with MediMonitor」は、薬剤を自動入出庫できる装置と監査支援システムを一体化し、小型ロボットにより薬剤トレイを入出庫する、調剤薬局向けの自動ピッキングシステムだ。
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