ラスベガスで開催されていたCES2019のレポート第19弾はSupersensingだ。
Supersensingは昨年からブースの規模を拡大し、様々なセンシング技術を持つ企業がもちよって、繊細なセンシング結果をアート表現で可視化するという取り組みを行っていた。
光センサーを活用した表現や、音に反応する表現、二酸化炭素量に反応する表現、熱に反応する表現などが展示されていた。
今後、自然界の様々な変化をセンサーが捉えて、その状態を表現することは重要となっていくはずだとSUPERSENSINGの中川氏はいう。




オフィスの会議室などでも、二酸化炭素濃度をセンシングし、可視化することで空気の入れ替えを促進し、集中力をあげるという取り組みがある。こういった、環境とヒトというテーマを見た時、どういう表現が妥当なのか、といったところにいち早く取り組んでいる例といえる。
また、各企業のセンシング技術も優れているため、こういった取り組みが可能となるのだ。
■CES2019レポート
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。