みなさんいかがお過ごしですか?飛び石連休で金曜日はお休みの人も多かったようですね。
今週は、さまざまな情報が飛び交っていました。なお、IoTに関するホンネの解説をメルマガで行ってますのでよかったらこちらをどうぞ。
目次
第10位:google、腕時計型ウェアラブルデバイス向けOS、Android Wearに新たなハンズフリー機能を搭載
Android Wearに新しい機能が追加されたということだ。腕のひねりや音声認識といった角度の違う機能をつけることで利用促進を狙うのだろう。
第9位:バスキュールとプログレス・テクノロジーズ、iPad Pro専用、スクリーン上でタッチしながら自走するロボット「TABO」を発表
iPad Proの画面を小型ロボットが縦横無尽に走る、スマート・トイが発表された。子供達の目をリアルに向けるというコンセプトだが、実際に動画を見ると、大人も胸が踊るだおう。ぜひ、記事内の動画を見てほしい。
第8位:マイクロソフトと東京エレクトロン デバイス、「IoTビジネス共創ラボ」を発足
Microsoft Azureを活用したサービスを盛りたてるためのラボだが、すでにAzure IoTに接続可能なデバイスも多く、今後の取り組み次第では利用者も増えそうだ。
第7位:【前編】SORACOMが発表した新サービスは、なにがすごいのか? SORACOM Connected
引き続き、SORACOMのサービスをわかりやすく説明した記事がランクインした。IoTプラットフォームはたくさんあるので、それぞれがどういう立ち位置なのかよく理解してほしい。
第6位:店舗運営企業に朗報。画像解析で、ショーウィンドーの商品への注目度を可視化する「ESASY(エサシー)」、クレストCEO永井氏インタビュー
店舗に置かれたマネキンなどのショーウィンドウの効果を可視化するサービスが登場した。画像認識を駆使して人の視線や注視度などもわかるというのだ。感覚で行っていたショーウィンドウの設置がGoogle Analyticsの入ったウェブサイトのように効果が白日のもとにさらされることとなるだろう。
第5位:IT技術に関する調査結果をVSNが発表。今後、ニーズが高まると思うのは「IoT」「SDN」「サーバー仮想化」「クラウド」
IT技術者に対する、今後の注目キーワードに対する調査だ。しかし、IoTが開発ツール、方式、言語の中にはいっているのはちょっと違和感がある。
第4位:IoT検定準備委員会の発足、IoT検定制度スタートへ
IoT検定なるものができるそうだ。IoT検定準備委員会なるものが発足され、検定が作られるということだがメンバーはまだはっきりしていない。かなり広いIoTの領域でどういう検定になっていくのか楽しみだ。
第3位:シャープのともだち家電とIoTプラットフォーム OMC2016
OMC2016の場で、シャープの友達家電という考え方と、具体的な内容を伺った。ヒトとの接点をよく考えられた製品群で、これからの展開も楽しみだ。
第2位:サンワサプライ、Bluetooth通信で半径100m以内にある複数台のスマートフォンに情報を配信できる「Physical Web(TM)」対応ビーコンを発売
先週に引き続き、注目のビーコンだ。Google Chrome対応が待たれる。
第1位:経済産業省、「IoT Lab Selection」においてIoTを活用した先進的プロジェクトを選定・表彰
この記事自体は、表彰をするという発表であっため結果が掲載されていない、実際の結果は以下の通りだったようだ。
グランプリ 株式会社 Liquid 訪日観光客の滞在快適性向上おもてなしプロジェクト
IDいらずの本人認証ということで、生体認証サービスを展開するLiquidがグランプリだった。
準グランプリ 株式会社 aba 必要な時に必要な介護、排泄検知シート Lifi(リフィ)
介護では、ベッド上で高齢者障がい者が排泄してしまうことがある。宇井さんが作っているのは、その介護の際に、排泄を匂いで検知し、それを通知するということと、その際に取得したデータを積み重ねてその人はそもそもいつ排泄しているか、という排泄パターンを取るという、2つのサービスだ。
参考記事:渋谷発コ・ワーキングスペース「TECH LAB PAAK」と入居スタートアップ紹介
準グランプリ 株式会社ルートレック・ネットワークス 農業に休日を 〜Grow with IoT〜
これまで見えなかった地下部の環境を制御し、各種センサーからの情報を合わせることで、現在の作物状況にあった最適な培養液量を判断し、自動で供給するという製品だ。
審査員特別賞 エブリセンスジャパン株式会社 IoT情報流通マーケットプラットホーム エブリセンスサービス
エビリセンスは、IoTデータを相互交換することができるマーケットプレースだ。情報を収集するためのデバイスも準備しているので、そちらも見てほしい。
参考記事:IoTデータのマーケットプレース EverySense、エブリセンスCEO真野氏インタビュー
いかがでしたか?今週のランキングの中で気になったことのうち、
- IoTプラットフォームというのは何か?
- リアル世界を可視化するという考え方
- 読者からの質問にホンネで答えます
というあたりを、来週月曜日発行のメルマガで詳しく、丁寧に解説します。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。