先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 マイクロソフト不在のCES、生成AIの注目度 ーCES2024レポート2
2012年までのCES「プレショー・キーノート」はマイクロソフトが担当し、15年もの長きにわたってテックトレンドを予測してきた。しかし2013年以降その姿はなく、インテルやクアルコムなどがその役を担っていた。
最近のマイクロソフトは自社イベントで情報発信をしているため、CESのような場でビジョンを語ることは少ない。しかし今年のCESはテーマが「AI」であったため、久しぶりのマイクロソフト登壇でないかと期待を寄せていたが、実際は違った。
2位 HD HYUNDAIとDOOSAN、韓国重工業企業のCESにおける存在感 ーCES2024レポート3
HD HYUNDAIは昨年のCES2023でOcean Transformationをテーマにプレスカンファレンスを行った。
海という領域を拡大するビジネスマーケットと捉え、アンモニアを燃料とする船舶や洋上風力発電など、様々な海洋ビジネスの取り組みを紹介すると共に、2050年にNET ZEROを実現すると宣言。CESでは、どのようなことを発信すると存在感を示せるのか、注目されるのか、を検証していたようにも感じたプレスカンファレンスだった。
3位 シーメンス、産業用メタバースで働き方、くらし方の変化を加速 ーCES2024レポート1
CES2024、幕開けとなるPreShow Keynoteに登壇したのはSEIMENSだ。毎年9月にベルリンで開催される国際家電見本市のIFAでは家電メーカーとして存在感を発揮しているが、今回のキーノートでは家電に関する話題は皆無だった。
CEOのRoland Buschが登壇し、AIを活用したIndustrial Metaverse(産業用メタバース)をテーマに複数の領域でのソリューションを紹介した。
4位 ベネッセとウルシステムズ他、生成AI活用を推進する一般社団法人「Generative AI Japan」を設立
株式会社ベネッセコーポレーションとウルシステムズ株式会社は共同で、一般社団法人Generative AI Japanを設立した。2024年の1月に発足され、先端企業や有識者を含む17名の理事に加え、代表理事として慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授を迎えている。
5位 千葉工業大学・NEC他、エッジAIの低電力化に貢献するスパイキングニューラルネットワークの発火頻度低減に成功
千葉工業大学数理工学研究センターの酒見悠介上席研究員、マサチューセッツ工科大学の山本かけい氏、NECの細見岳生氏、東京大学の合原一幸特別教授・名誉教授らの研究チームは、脳の情報処理機構を模倣するスパイキングニューラルネットワーク(以下、SNN)において、予測精度を保つ一方で、ニューロンの発火頻度を低減する手法を開発した。
SNNは、スパイク信号による情報処理が可能な脳を模倣した人工知能モデルである。このモデルは、エネルギー効率が高く、専用ハードウェア化により深層学習モデルよりも高いエネルギー効率を達成することが可能である。
6位 インフィック、IoTセンサ活用した高齢者見守りアプリに駆けつけサービスを追加
インフィック株式会社は、高齢者の居室内での「温度」「湿度」「照度」「運動量・動き」をIoTで遠隔管理するセンサシステム「LASHIC(ラシク)」において、2023年12月29日より新サービス「LASHIC tayori(ラシク たより)」を公開した。
「LASHIC tayori」は、独居高齢者を見守る家族向けのサービスで、室内感知センサ「LASHIC-room」が親の様々な情報を自動で感知し、子供のスマートフォンにリアルタイムで情報を送信する。
7位 WILLERとティアフォーなど、新潟県佐渡市で自動運転サービス導入を見据えた実証実験を開始
WILLER株式会社と株式会社ティアフォーは、新潟交通佐渡株式会社と連携し、新潟県佐渡市相川エリアにおいて、自動運転サービス導入を見据えた実証実験を2024年1月12日、16日、20日、21日の4日間、実施する。
同実証は、全長約36㎞のルートを運行し、起伏の激しい海岸線での風・雪等の厳しい気象条件における自動走行技術実証に加え、異業種とのサービス連携実証を実施する。
8位 ソニーグループ、交通事故防止へ向け「歩行者先進安全支援システム」の実証実験を実施
ソニーグループ株式会社では、「歩行者先進安全支援システム」(Advanced Pedestrian-Assistance Systems、以下APAS)の研究開発に、2019年より取り組んできた。
そして本日、ソニーグループおよびソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社は、交通事故防止へ向けた実証実験を、2024年1月19日から福岡県福岡市で、1月26日から福島県南相馬市でそれぞれ開始することを発表した。
9位 KDDIとDMAT、衛星ブロードバンドStarlinkで能登半島の災害医療を支援
KDDI株式会社は、厚生労働省管轄の災害医療派遣チームDMAT(Disaster Medical Assistance Team)と共同で、衛星ブロードバンドStarlinkを利用した医療活動の支援を、2024年1月10日より石川県能登半島の被災地域で開始した。
10位 Kort Valutaと三井住友海上あいおい生命、ウェアラブルリングを活用したヘルステック実証実験を開始
株式会社 Kort Valutaと三井住友海上あいおい生命保険株式会社(以下、三井住友海上あいおい生命)は協力し、Kort Valutaが開発した「TwooCa Ring」を活用して、フィンテック、ヘルステック、データ解析の実証実験を行うと発表した。
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