先週IoTNEWSでPVの高かった記事を、週間ランキング形式で紹介します。
1位 東北大学・東北電力ら、地熱エネルギーの資源量を機械学習で評価し将来予測する技術を開発
東北大学流体科学研究所の共同研究グループは、地下の状態の把握・予測・設計を目的とした地熱貯留層モデリングに機械学習を用いる新手法を提案した。この手法により、計測データに基づいて、自動的かつ迅速に数値モデルの推定を行うことが可能となった。
2位 古野電気、KDDIと連携し衛星ブロードバンド「Starlink」の海上利用向けサービスを開始
古野電気株式会社は、KDDI株式会社と連携し、航空宇宙メーカであるスペースXが提供する衛星ブロードバンドインターネット「Starlink(スターリンク)」の海上利用向けサービス「Starlink Businessマリタイムプラン」の取り扱いを開始した。
3位 クボタと十勝農協連他、営農支援システム間のデータ連携など大規模農業スマート化の実証を実施
株式会社クボタは、十勝農業協同組合連合会をはじめとする社外パートナーと連携し、クボタと十勝農協連の営農支援システム間のデータ連携とその活用による利便性向上を目指す2年間の実証実験を始めた。
4位 Ever Growth、生成AIを活用した顧客の声分析ツール「ニーズ可視化AI」をリリース
株式会社Ever Growthは、生成AIに使われているLLM(大規模言語モデル)を、VOCデータ分析用に特化させたLLMモジュール「ニーズ可視化AI」を正式にリリースしたと発表した。
5位 トヨタモビリティパーツとギックス、AIによる自動車整備見積りシステムを開発
トヨタモビリティパーツ株式会社と株式会社ギックスは、「AI整備見積りシステム」を共同開発し、2024年3月1日よりトヨタモビリティ新大阪株式会社に提供を開始したと発表した。「AI整備見積りシステム」は、AIにより車の部品交換・整備予測を支援する、自動車ディーラー・自動車整備工場向けのシステムだ。
6位 近距離モビリティで移動格差を無くす ー WHILL(ウィル) 菅野氏インタビュー
2012年に設立したWHILL株式会社。
「100m先のコンビニに行くのもあきらめる」という車いすユーザーの声を聴き、近距離モビリティの開発に着手したという企業だ。既に、20以上の国と地域で近距離モビリティ、ウィルシリーズを販売している。
7位 東北大学とカリフォルニア大学、半導体とスピン素子を組合せた製造容易性に優れた確率論的コンピュータを開発
東北大学電気通信研究所の小林奎斗大学院生と深見俊輔教授らは、アメリカのカリフォルニア大学サンタバーバラ校のKerem Camsari博士らと共同で、確率的なアルゴリズムの実行に適した確率論的コンピュータを開発し、その動作を検証したと発表した。
8位 NTT、大規模データ間の類似度や対応関係を高速に算出する技術を開発
NTTは、データ間の類似度や対応関係を求める最適輸送問題に対し、実世界のデータに潜む巡回対称性を利用することで、完全に同等な解を高速に求める新しいアルゴリズムを提案し、その効果を理論的にも実験的にも示したと発表した。
9位 ソニーサーモテクノロジー、温度管理を最適化するIoTクラウドサービス「REON BIZ」を法人向けに提供開始
ソニーサーモテクノロジー株式会社は、法人向けの温度ソリューション・IoTクラウドサービス「REON BIZ(レオンビズ)」を、2024年4月8日から提供を開始した。
「REON BIZ」は、同社のウェアラブルセンシングデバイス「REON POCKET TAG」を活用し、建築現場やオフィス、倉庫などの環境下での温湿度や照度等を可視化するサービスだ。
10位 ヤマハ、音響最適化AI技術「Music:AI」を開発し自動車メーカへ販売
ヤマハ株式会社は、AIの活用により車室音響を最適化する技術「Music:AI」を開発したと発表した。
「Music:AI」は、車種ごとの車室空間の音響特性に対応する音響チューニングを実現する技術だ。AIを活用し、無数の音響パラメータセットから最適解を導き出すことで、音質を追求する。
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